資料編 ~ 必読書籍集 ~

本田秀夫『学校の中の発達障害

学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち (SB新書)

  1. 内容説明
    「多数派」「標準」「友達」に合わせなくてもいい―これは、「発達障害の子に世間一般の基準に合わせることを求めて、無理をさせてはいけない」ということを意図しています。とはいえ、学校とは、集団活動が多く、そのためのルールもいろいろと設定されています。まさに「多数派」「標準」「友達」に合わせるべき最たるところ。では、発達障害の子は、いったいどうやって学校と折り合いをつけていけばいいのでしょうか?
  2. 目次
    第1章 親と先生ができること
    第2章 学校の中の発達障害
    第3章 学力と知的障害・学習障害
    第4章 特別な場での教育―学校・学級の選び方
    第5章 これからの学校教育

 

本田秀夫『子どもの発達障害

SB新書<br> 子どもの発達障害―子育てで大切なこと、やってはいけないこと

  1. 内容説明
    ほかの子とは成長のペースが違う発達障害の子どもたち。定型発達の子どもに近づける必要はありませんし、その子なりのペースで大人になっていけばいいのです。育て方のポイントは3つ、「多数派に合わせない」「平均値に合わせない」「友達に合わせない」―本書では、幼児期から思春期にさしかかる時期までの育て方を解説します。臨床経験30年以上の児童精神科医が伝える「発達障害の子育て」の決定版!
  2. 目次
    第1章 発達障害の子育てを考える8つのクイズ
    第2章 あらためて、発達障害とは?
    第3章 発達障害の子のほめ方・叱り方
    第4章 発達障害の子の暮らし方 場面別のポイント
    第5章 あらためて、発達障害の子の育て方とは?

 

本田秀夫『発達障害

  1. 内容説明
    発達障害にはASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)などの種類がありますが、じつはそれらの種類のいくつかが重複している人が、かなり多くいらっしゃいます。そうした重複例はかなり多いにもかかわらず、適切に理解され、対応されていないケースがよくみられるのです。
    自閉スペクトラム症には「対人関係が苦手」で「こだわりが強い」という特徴があります。そしてADHDには「気が散りやすい」「じっとしていられない」という特徴がみられます。
    「こだわりが強いこと」と「気が散りやすいこと」は、一見するとまじりあわない特徴のように思われます。しかし、それらが重複して現れるケースがよくあります。そして、一見正反対の特徴だからこそ、それらが重複すると、複雑な現れ方をして、十分に理解されなくなってしまうのです。
    こういった発達障害の重複をくわしく知っておくと、発達障害の人の行動や心理がより正確に、よりくわしくみえてきます。

  2. 目次
    第1章 ちょっと自閉スペクトラム症で、ちょっとADHDな人たち
    第2章 発達障害と「ふつう」はどう違うのか
    第3章 発達障害の人が「本当の自分」を知る方法
    第4章 大切なのは「やりたいこと」を探すこと
    第5章 自分が「発達障害かもしれない」と思ったら

 

本田秀夫『自閉症スペクトラム

  1. 内容説明
    臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持が最優先―あなたの身の回りにそんな人はいませんか?あるいは、あなた自身そういう自覚がありませんか?自閉症アスペルガー症候群の垣根を取り払い、連続した1つの状態と捉えることで、障害の概念を根本から覆す「自閉症スペクトラム」の考え方が注目されています。10人に1人が潜在的に抱える「生きづらさ」の原因を解明するとともに、早期発見や療育、支援の方法まで、多角的に解説します。

  2. 目次
    第1章 あなたも「自閉症スペクトラム」かもしれない!?
    第2章 特徴から理解する自閉症スペクトラム
    第3章 線引きが難しい自閉症スペクトラムの境界線
    第4章 自閉症スペクトラムの人をいかに支えるか
    第5章 自分が自閉症スペクトラムかもしれないと思ったら…

 

本田秀夫『自閉スペクトラム症の理解と支援』

  1. 内容説明
    自閉スペクトラム症をもつ人をどう支えるか? ライフステージに応じた支援のヒントが満載。本講義を収録したDVD付き。自閉スペクトラム症は、理解されにくい。わかりやすい言葉で特徴を言い表せる同じ発達障害でもあるADHDと比べて、分かりやすく表現することが難しい。本書はこの理解しづらい自閉スペクトラム症を、全く何も知らない初学者でも理解できるように解説する。
    乳幼児期から成人期に至るまでの発達障害をもつ人と二十余年にわたってかかわり続けているという、類を見ないほど幅広い臨床経験を積んできた著者が、実際の経験に基づいた生きた知見とともに、すべてのライフステージをまたいだ自閉スペクトラム症の概観を伝える。

  2. 目次
    自閉スペクトラム症とは?
    自閉症から自閉スペクトラム症
    社会生活で問題になること
    自閉スペクトラム特有の感じ方、考え方
    自閉スペクトラムの人にみられやすい「二次障害」
    生来性の「変異」として理解できる自閉スペクトラム
    支援の考え方:幼児期~思春期
    こだわりへの対応
    早期発見と家族の支援
    集団生活における配慮
    支援の考え方:青年期~成人期
    「二次障害」が出てしまったら
    就労・職業生活の支援